2020年7月11日更新
楽天モバイルのRakuten UN-LIMITプランは、「データ使い放題」「通話し放題」「2年縛りなし」といった特徴ばかりに目がいって、その他の細かい部分は見逃されがちです。
このページでは、そういった細かい部分も含めて、Rakuten UN-LIMITプランのデメリット(注意点)、メリット(魅力)を紹介します。
Rakuten UN-LIMITプランのデメリット
まずは、Rakuten UN-LIMITプランの注意点、デメリットを紹介します。
楽天回線エリアが狭い
楽天モバイルUN-LIMITプランでデータ通信が使い放題になる、楽天回線エリアは、ドコモ、AU、ソフトバンクに比べればまだまだ狭いです。
詳細な楽天回線エリアについては、こちらのページで解説しています。
rakuten-unlimit.hatenablog.com
楽天回線エリア外では、5GB/月の制限がある
上で紹介した楽天回線エリア外(パートナー回線リア)では、データ容量5GB/月(国内)までという制限があります。
5GBを超えると、通信速度は1Mbpsに制限されます。
海外では、2GB/月までで、2GBを超えると128Mbpsに制限されます。
対応機種が少ない
Rakuten UN-LIMITプランは、対応機種(公式に動作が確認されている機種)がまだまだ少ないです。
この記事を書いている時点での対応機種は、以下のとおりです。
シャープ
・AQUOS sense3 lite
・AQUOS sense3 plus
・AQUOS sense3
・AQUOS zero
・AQUOS R2 compact
・AQUOS sense2
・AQUOS sense plus
・AQUOS R compact
・AQUOS sense lite
ソニー
・Xperia Ace
富士通
・arrows RX
SAMSUNG
・Galaxy A7
・Galaxy S10
・Galaxy Note10+
HUAWEI
・nova 5T
・P30 lite
・nova lite3
OPPO
・Reno A
・Reno A5 2020
・Reno 10x Zoom
・AX7
・R17 Pro
・Find X
一応、自分が使っているスマートフォンが使えるのかどうか調べることができるページがつくられていますが、まだ、ほとんどの機種が動作確認中となっていいます。
SIMロックの解除が必須
多くの格安SIM、MVNOでは、ドコモの回線やAUの回線、ソフトバンクの回線を使っており、それぞれの回線に対応したスマートフォンであれば、SIMロックを解除しなくても使うことができます。
しかし、Rakuten UN-LIMITプランのSIMカードを使うには、SIMフリーのスマートフォンか、SIMロックを解除したスマートフォンが必須です。
ドコモ、AU、ソフトバンクのスマートフォンのSIMロックの解除方法は、こちらのページで解説されています。
データSIMがない
Rakuten UN-LIMITプランには、データSIMがありません。
通話はいらないから、データ通信のみで、もっと安いプランが欲しい。という声もあがっていますが、残念ながらそういったプランはありません。
MNP転出手数料がかかる(改善済み)
楽天モバイルでは、MNPで転出する時には、MNP転出手数料がかかります。
最低利用期間は発生しません。契約解除料は発生しません。と強調されているので、解約する時はお金がかからないんだ。と思っている方も多いかもしれませんが、MNPで転出する場合は、3,300円かかるので、覚えておきましょう。
【追記】
MNP転出手数料は、かからなくなりました。
Rakuten UN-LIMITプランのメリット
次に、Rakuten UN-LIMITプランの魅力、メリットを紹介します。
楽天回線エリアではデータ使い放題
Rakuten UN-LIMITプランは、楽天回線エリア内ではデータ使い放題。というのが最大の魅力です。
1日10GB以上使うと、1Mbps程度に制限されるようなので、その点は注意が必要です。
5GBを使い切っても1Mbpsで通信できる
Rakuten UN-LIMITプランでは、楽天回線エリア外(パートナー回線エリア)では5GB/月までになっているということは、デメリットの項目で紹介しました。
ただ、その5GBを使い切っても、1Mbpsで通信をすることができるというのは、他社よりも速く、メリットといえます。
他社では、規定のデータ通信量を使い切ったら、128kbps~300kbps程度に制限されてしまいます。
国内通話がかけ放題
Rakuten UN-LIMITプランでは、Rakuten Linkアプリを使えば、国内通話がかけ放題です。
Rakuten Linkアプリを使わないと30秒20円かかるので、要注意です。
また、Rakuten Linkは、iOS向けがリリースされていないので、iPhoneでは使えません。
ポケットWifiも使い放題
楽天モバイルには、モバイルルーターも用意されており、モバイルルーターもデータ通信使い放題になります。
個人的には、モバイルルーターを買うなら、楽天Miniという小さいスマホがおすすめです。
モバイルルーター代わりに使うこともできるし、電話番号も持つことができます。
縛り(最低契約期間)、違約金がない
楽天モバイルは、いわゆる2年縛り(最低契約期間)や、短期解約違約金がありません。
いつでも解約できます。今なら、1年間無料なので、満足できなければ無料期間中に解約することもできます。
デメリットの項目で紹介しましたが、MNPする場合は、転出手数料が3,300円かかります。
1年間無料キャンペーン開催中
Rakuten UN-LIMITプランでは、先着300万人まで、1年間無料キャンペーンが開催されています。
月々2,980円のプラン料金が無料になるという、太っ腹なキャンペーンです。
今のところ、まだまだ今後数ヶ月は300万人には達しなさそうなので、しばらくキャンペーンが継続されるとみられています。
楽天モバイルでは、1年間無料キャンペーンの他に、オンライン契約で3,000ポイント還元キャンペーン、事務手数料3,300ポイント還元キャンペーン、端末と同時購入で最大14,500ポイント還元キャンペーンも開催されています。
キャンペーンについて詳しくは、こちらのページで解説しています。
rakuten-unlimit.hatenablog.com
楽天市場での買い物がお得
メリットは盛んに宣伝されているので、そんなこと知っているよ。という内容も多いかもしれませんね。
Rakuten UN-LIMITプランのメリット、デメリットを理解して、後悔しないようにしましょう。
店舗が多い
楽天モバイルショップは、全国に500店舗以上あります。
これは、格安スマホとしてはかなり多い方です。
何かわからないことがあった時、近くに店舗があると心強いですよね。
クレジットカードがなくても契約できる
楽天モバイルは、クレジットカードがなくても、口座振替で支払いをすることができます。
クレジットカードがないと契約できない会社もあるのですが、クレジットカードを持っていない人にはありがたいですね。
UN-LIMIT Ⅵの基本をおさえておこう
楽天モバイル、Rakuten UN-LIMIT Ⅵの基本をおさらいしておきましょう。
月額料金(1年間無料キャンペーン開催中)
0~1GB・・・0円
1~3GB・・・980円
3~20GB・・・1,980円
20GB~・・・2,980円
データ容量
楽天回線エリア・・・使い放題
国内パートナー回線エリア・・・5GB(超過後1Mbps)
海外・・・2GB(超過後128Kbps)
通話
Rakuten Linkアプリを使えば、国内通話かけ放題無料
アプリ未使用時は30秒20円
海外から国内への通話もRakuten Linkアプリを使えば、かけ放題無料
国内から海外、海外から海外は、Rakuten Linkアプリを使えば、月額980円でかけ放題
アプリ未使用時は国に応じて従量課金
SMS
Rakuten Linkアプリを使えば、国内も海外も使い放題無料
アプリ未使用時は、国内は70文字3円、海外は70文字100円